日々の忙しい業務のなか清掃、洗浄が面倒になり、フィルターを外したり油汚れのまま放置しておくことも多いのが現状です。気がつかない間に油汚れは堆積しそのまま放置しておきますと衛生上の悪化、排気機能の低下、悪臭、調理熱による機器の老朽化の促進しさらに油塵の付着、堆積による火災発生(ダクト火災)の危険性が高くなります。『衛生管理上』『美観的』『営業停止』など思い掛けない事態に発展します。まずは定期的に点検、清掃をご提案致します。
フード清掃前
フード清掃後
還気設備に重要な設備が『ダクト』です。特に排気ダクトには油汚れが蓄積し、近年増加の傾向にある『ダクト火災』へ発展する危険性がありダクト内に引火してしますと導火線を伝う様に被害を拡大させます。また、火災の危険だけでなく衛生管理上にも問題が起こります。例えばダクト内部に蓄積した油がフランジ(ダクトの繋ぎ目)部分より漏れだし、天井裏部分に溜まりしみとなって美観を損ねた、排気ファンを停止するとダクトより異臭がするなど問題は様々です。ダクト内をきれいに維持することは『火災予防』『防火対策』であり、油汚れなどの飛散によるクレームなど様々なリスクを回避できます。
ダクト清掃前
ダクト清掃後
排気ファン、空調機器に吸込まれた油塵は付着して個々の機能低下、故障を招きます。定期的に清掃を行なうことにより、排気/給気ファン・空調機器の能力を最大限に引き出し、節電効果、機器の寿命を延ばすことが可能になります。点検も同時に行ない、改善すべき項目をご提案致します。
ファン清掃前
ファン清掃後
厨房設備・総合メンテナンス
どんなものでも時間とともに劣化・老朽化し、使用に耐えなくなる為、早期に排気/給気ファン・空調機器の故障や欠陥、ダクト火災の原因を見つけ、改善する手段のひとつです。消費の時代である今、再利用・再使用にむけた動き(エコロジー)が活発している中、省エネ・効率化や機器の延命を実現するメンテナンスという技術は必然です。『測定器』を使用し電圧異常、排気量が定格か、油塵の付着量は危険度を超えていないか、ダンパーの作動チェックやヒューズの点検など安全管理を徹底することで、故障や衛生管理、ダクト火災を未然に防ぎます。 また、排気/給気ファン・空調機器を少しでも長く保つために、定期的なメンテナンスは経済性・快適性にもすぐれた『定期点検・清掃』をおすすめします。
機器メンテナンス